数ある仕事の中でも、特に医療従事者は人の命を預かるという職業柄、非常に高いプレッシャーを伴っている。医療現場では、不安や恐怖心を抱える患者のケアにあたる場面が多く、精神的な集中力はもちろん、想像以上に体力も使うだろう。病棟において、患者の側にいる時間が一番長いのが看護師だ。そんな看護師は、身体介助から医療補助まで幅広い業務を任されている。たとえば、体位変換や移乗介助、緊急時の迅速な対応など、肉体的な負担は非常に大きい。加えて夜勤業務もあり、生活リズムが崩れやすく、睡眠弊害も起きて疲労が慢性化し、蓄積しやすい傾向にある。この体力的・精神的な消耗が、看護師が働き続けることの大きな障壁となっている。

さらに看護師の仕事は、感情労働の側面が強い。患者やその家族の不安や悲しみ、怒りといったネガティブな感情に寄り添いながらも、自分の感情をコントロールし、常にプロとして冷静さを保たなければならないからだ。この感情労働の積み重ねは、大きな精神的負担となり、心の余白を失わせる重大な原因となる。本音を押し込み、自身の心を無視する行為は、想像以上に苦しいものだ。その気持ちを自身で消化する方法を見つけなければ、精神的ダメージが大きな歪みとなり、心身の異変や病状として表面化してきてしまう。

看護師として元気に働き続けるには、上記を踏まえ、肉体的・精神的な疲労に真摯に向き合う必要がある。対策の一つとして有効なのが、筋トレだ。体幹を鍛えるなどの筋トレは、腰痛予防や疲れにくい身体を作るだけでなく、継続と体力向上の実感が自信にもつながる。加えて、筋トレによって、精神安定を促す「セロトニン」や、幸福感をもたらす「エンドルフィン」といったホルモンが分泌されるため、ストレス解消にも良い影響を及ぼすといわれている。疲れが取れない看護師は、体力向上とセルフケアの習慣として筋トレを取り入れてみてほしい。参考情報として、体力づくりの解説サイトを添付しておく>>>看護師の体力作り教室